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学生の頃の「ゲームを作りたい」という夢が忘れられず、アクロビジョンへの入社を決意

株式会社テクノードが制作し、登録者数15万人を突破した戦略SLG(シミュレーションゲーム)『政剣マニフェスティア』に企画提案から携わったKOJIさん。今回はそんなKOJIさんに『政剣マニフェスティア』制作の裏側、そして仕事に対する姿勢についてお話しを伺いました。

――中途採用でアクロビジョンに入社なさいましたが、その前は何をしていたましたか?

 Linux OS の運用・保守作業をしていました。でも働いているなかで、どうしても学生の頃の「ゲームを作りたい」という夢が忘れられず、アクロビジョンへの入社を決意しました。プロジェクト立ち上げからの開発経験が無かったので、分からないことはひたすら独学で学びましたね。一番大事になのは、自分の書いたコードを何度も見直すことでしょうか。プログラミングは、スポーツと同じで一回やればうまくなるものではありません。一生懸命分析してレビューをする。そのあと分からないことがあれば本を読み、それを書く。やりっぱなしにしないことが大事ですね。

――『政剣マニフェスティア』を企画したきっかけは何ですか?

 常駐先の会社で、面白いゲームの企画を募集していたのがきっかけでした。ゲームがずっと好きだったこともあり「こんなゲームを作りたい、こんなゲームなら絶対人気になる」っていうものが見えていました。なので、これはチャンスと思い二日間で企画書を作成して、提出しました。そうして通ったのが試行錯誤しながら進める、昔ながらのゲームの楽しさを盛り込んだ『政剣マニフェスティア』なんです。

――このプロジェクトでは何を担当なされたのでしょうか?

 ソースコード部分担当から、キャラクターの原案まで……。何でもやりましたね。こちらのゲームは6人前後のプロジェクトで、一般的なソーシャルゲーム開発の半分程度のスタッフだったので、基本的に人が足りませんでした。なので「プログラマーはプログラム専業」という形にはなりません。知らないことをやらなきゃいけないですからね。具体的には、ターゲットの市場調査なども独自で調べていました。下手にKPIなどのデータに振り回されると、つまらない単純なゲームになるので、プラットフォームのメインターゲット層の情報が集まる匿名掲示板やSNSを見てデータを収集していました。そんな感じで1年半ほど、開発をしていました。

――そんなKOJIさんが、仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

 「目的」ですかね。それさえ正しければ大概の事はどうにかなる。私の本プロジェクトでの目的は、今巷に溢れているゲームでは満足できないユーザーに楽しんで貰うということでした。だから、自分たちにしかできない、今この世界にないゲーム性をつくる。それを目指して制作していました。新しい道を切り開きたいなと思っています。かっこよく言うと、それが私の「夢」であり、「希望」ですかね。

――今後やっていきたい事は何ですか?また、アドバイスがあればお聞かせください。

 ずっとゲーム業界に携わりたいと思っています。正直、やりたいことがあっても、お金と人は大手じゃないと集まりません。しかし、少人数の会社であれば、意見が通ったり、兼任でいろいろ任される事があります。実績が無い方でも中小企業であれば実力次第でチャンスが掴めます。そこでの実績をもとに大手での活躍の場を作り、さらに大きなことを成し遂げる。アクロビジョンはそれができる会社だと思います。

2013年入社。エンジニア。31歳。Linux OS の運用・保守作業を経験したのち、どうしても学生の頃の「ゲームを作りたい」という夢が忘れられず、同社に転職。

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