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合同会社とは

合同会社は、2006年に新会社法で新たに設けられた会社形態です。アメリカの州法で認められるリミテッド・ライアビリティ・カンパニー(Limited Liability Company、LLC)をモデルとして導入されました。
LLCはアメリカで生まれ、会社組織と組合組織のメリットを取り入れた新しい組織形態として、1970年代後半に制度化されました。アメリカでは、今日までに90万社以上のLLCが設立されています。アメリカの株式会社総数が約500万社であることからみても、LLCが短期間で爆発的に普及していることがわかります。
LLCは、「ヒト中心の会社」「内部自治の柔軟性が高い」などの特徴を持っています。

表 株式会社と合同会社の違い
  合同会社(LLC) 株式会社
主体 個人のノウハウや能力が中心 資本(お金・モノ)中心
所有と経営 株主と経営者が同一
(出資者=経営者)
所有者と経営が分離
(所有=株主、経営=社長)
有限責任制 ○  (有限責任) ○  (有限責任)
法人格
内部自治原則 ○  損益や権限の配分は自由。
機関の設置が不要。 
×  損益や権限の配分は出資額に比例。
機関の設置必要(最低限取締役が必要)。
定款の変更 総社員の同意 株主総会の決議
役員の呼び方 社員 取締役
代表者の呼び方 代表社員 代表取締役

「ヒト中心の会社とは」
ヒト中心の会社では、出資や個人の能力やアイデア・技術・ノウハウなどが重要な経営資源となります。合同会社は技術やノウハウをもっている「IT」「サービス業」「コンサルタント」に向いているといえます。

時代がヒトの能力・アイデア力を求めている
かつては、お金をたくさん持っている企業が勝者になれました。しかし、今の世の中は、いくらお金を持っていても、それを上手く活用できる人が存在していなければ勝者になれません。他の人、他の会社と同じことをしていては、競争から抜け出すことは難しいのです。斬新なアイデアや優れた技術を持つ人の活躍が期待される時代になってきました。ヒト中心の小さな会社でも、勝者になることができるのです。
 
迅速な意思決定
合同会社は迅速に意思決定を行うことができます。株式会社では重要な事項について、株主総会の決議が必要です。加えて、株主への通知、株主総会の開催という一連の手続を経なければなりません。これに対して合同会社の場合には、このような手続は必要でなく、迅速な意思決定が可能です。
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